2023ブルグミュラーコンクール東京ファイナル金賞おめでとう
2023年、夏休み前から長きにかけて取り組んできたブルグミュラーコンクール。
東京ファイナルで4年生のS.H.くんが金賞を受賞しました。
S.H.くんは、金賞をとる!と決めて、できることを全てやりきりました。
塾や習い事、学校でどんなに疲れていても、レッスンで自らを奮い立たせ、コントロールしていたことが印象的でした。疲れていて眠気に襲われそうなとき、「顔を洗ってきていいですか」の一言。
教室の窓をあけて、空気を入れ替えながら夜風にあたってリフレッシュ。
その後は、また音に集中して取り組む。
なかなか思うように指が動かなく、もどかしい場面もあったかと思います。
けれども、弱音をはかずに黙々とピアノに向かうS.H.くんの姿がとても印象的でした。
ホールリハーサルでは、しっかりとピアノの響きを聴いてタッチの調整ができるようになりましたね!
脱力や呼吸の取り方については、力んで小指が上がってしまう癖を克服するために、何回もフォームを見直し。
繰り返して練習することにも慣れ、細やかな演奏表現に繋げるテクニックを取得できたと思います。
東京ファイナルでは、今年から舞台上での受賞発表が復活し、
ドキドキ、ハラハラの瞬間をS.H.くんとご家族のみなさまと共有しました。
結果はすでに決まっているはずなのに、これまでのレッスンや本番の素敵な演奏を振り返ったり・・
感情がとにかく忙しく、騒がしい時間は、いまだに慣れません・・・。
発表の瞬間のS.H.くんの弾けるような笑顔とお母様の思いがあふれた瞬間は、2023年で一番うれしい出来事で、
これからピアノを生徒のみんなと学んでいくうえで、忘れることのない経験となりました。
コンクールが終わった後も、金賞の受賞がS.Hくんの自信に繋がったとの報告を、お母様から頂戴いたしました。
熟のクラスがあがったり、ピアノ以外の面でも良い影響があるようです。
コンクールは、努力が欠かせない上に、コンディションや運によって結果が左右されたりと、
決して平たんな道ではありません。
けれども、真剣にピアノに向かうこと、取り組んんだものにしか経験のできない糧があることも確か。
これからも、生徒ひとりひとりの意志を応援し、寄り添いながら併走していくことを
忘れずにいたいと思います。
S.H.くん、2024年は様々なジャンルの音楽に触れて、音楽の世界をもっと広げていこうね♪
本当におめでとうございます。